新年恒例の降下訓練 防衛相もレンジャー!
陸上自衛隊のパラシュート部隊が10日、千葉・習志野駐屯地で新年恒例の降下訓練を行い、自衛隊出身の中谷防衛相も参加した。
訓練には、約500人の隊員や、約20機の航空機などが参加し、尖閣諸島周辺などで活動を活発化させる中国を念頭に、離島防衛をテーマに行われた。島に見立てたエリアに、地上300メートルからパラシュート部隊の隊員が次々に降下し、ヘリや戦車などとともに、島を奪還する作戦が披露された。
「今年一年、がんばるぞ!レンジャー!」-自衛隊出身の中谷防衛相も高さ11メートルの訓練塔から降下訓練に挑戦した。訓練後、中谷防衛相は記者団に対し、「厳しい国際環境の中で、領土領海領空を断固守り抜くために、しっかり安全保障の仕事をしていく」と述べた。