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岸田外相「強い制裁」決議採択に期待感

2016年2月8日 11:06
岸田外相「強い制裁」決議採択に期待感

 北朝鮮が7日、人工衛星と称する弾道ミサイルを発射したことについて国連では7日、安全保障理事会の緊急会合が行われ、北朝鮮を強く非難するとの声明を発表した。安保理の非難声明に対して、岸田外相は8日朝、北朝鮮への新たな制裁を盛り込んだ安保理決議の採択に期待感を示した。

 岸田外相「安保理の議論を加速化させる、そしてそのことによって強い内容の決議を迅速に採択することの必要性は一層高まったと受け止めている」

 岸田外相は、決議の採択に向けて関係各国との連携を強めていく考えを示した。政府は一方で、日本独自の制裁についても検討を急ぐ方針。また中谷防衛相は、衆議院予算委員会で今後も警戒監視を続ける考えを示した。

 中谷防衛相「引き続き必要な情報収集分析に努めるとともに、警戒監視を実施するなど、国民の安全安心の確保につきまして万全の態勢を整えているところです」

 政府は北朝鮮が発射を通告した期間が残っていることなどから、ミサイルに対する破壊措置命令を継続し、警戒、監視を続けることにしている。