北ミサイル 首相、米・韓大統領と電話会談
安倍首相は9日、アメリカのオバマ大統領、韓国の朴槿恵大統領と相次いで電話で会談した。
オバマ大統領との電話会談では、国連安全保障理事会において、厳しい制裁決議を迅速に採択する必要があるとの認識で一致した。また安倍首相から、日本が独自の制裁を強化する考えを伝え、オバマ大統領は「アメリカは同盟国を守る用意がある」と強調した。
その後、行われた韓国の朴槿恵大統領との電話会談でも、国連安保理での早期の決議採択を目指す方針や、日米韓3か国の連携を強化する考えで一致した。
一方、衆議院は9日の本会議で北朝鮮に対する非難決議を全会一致で採択した。決議では北朝鮮の行為が一連の国連安保理決議などに違反していると指摘した上で、「弾道ミサイルの開発を直ちに断念するよう強く求める」としている。