合流問題 維新側、解党にこだわらない姿勢
民主党と維新の党の合流問題で、民主党の岡田代表と維新の党の松野代表らが19日夕方、極秘に会談したが、協議は平行線に終わった。
会談には両党の幹事長も同席した。合流に当たって維新の党は、これまで両党が解党した上で新党を結成することを求めてきたが、民主党は難色を示している。
維新・今井幹事長「針の穴に糸を通すようだな」
関係者によると、会談で民主党側からは新たな提案はなかったという。
両党は来週中にも結論を出したい考えで、維新側は、党名やロゴなどを「全く新しいイメージ」に変えることを条件に、解党にはこだわらない姿勢に軟化している。ただ依然、双方の主張の隔たりは大きく、合意の見通しはたっていない。