「同一労働同一賃金」検討会立ち上げを表明
同じ仕事に同じ賃金を確保する「同一労働同一賃金」の導入について、安倍首相は23日、法律家などによる検討会の立ち上げを表明した。
安倍首相「多様で柔軟な働き方の選択を取り入れるためには、非正規雇用で働く方の待遇改善は待ったなしの重要課題です」
政府は非正規社員の待遇を改善するため、「同一労働同一賃金」の導入を目指している。
安倍首相は23日、法律家などによる検討会を立ち上げることを表明し、その中でどのような事例が不当な賃金の格差とされるのかを示すガイドラインを策定した上で、必要な法改正の内容を検討するよう、指示した。
安倍首相は「我が国の雇用環境に十分留意しつつ、ちゅうちょ無く法改正の準備を進めていく」と、導入への意欲を強調した。