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民主・維新トップ会談 “新党”で正式合意

2016年2月26日 15:32
民主・維新トップ会談 “新党”で正式合意

 民主党の岡田代表と維新の党の松野代表が26日午後会談し、来月、名目上の新党を結成する事で正式に合意した。

 会議終了後、岡田代表は新党について、「私の25年間の政治活動の集大成として夏の参議院選挙を勝ち抜きたい」と語った。

 岡田代表「日本の政治の流れを変える歴史的な日にしたいと思います。安倍政権の今の政治について疑問を持っている人はたくさんいます。その受け皿にこの新党はなります」

 会談で両代表は、今後「新党協議会」を立ち上げ、新しい党名や綱領の検討に入り、来月に合流するなどとした合意文書に署名した。夏の参議院選挙が終わるまで、岡田代表が引き続き代表を務める。合流すれば、約150人の国会議員が所属する事になる。

 岡田代表は夏の参議院選挙に向け、より幅広い野党勢力の結集を目指しており、来週には生活の党の小沢代表との会談も調整されている。

 これに先立ち、鈴木貴子衆議院議員が民主党に離党届を提出した。会見で、鈴木議員は共産党と選挙協力を進める岡田代表を厳しく批判した。

 鈴木貴子衆院議員「岡田代表は反省すべきは反省をし、野党第一党のリーダーとして私はもっと鮮明な旗を掲げられるべきではないのかなと」

 鈴木議員は、「国家観が全く異なる共産党と組むような政党では活動できない」などと話した。