安倍首相 パートタイマーなどと意見交換
「ニッポン1億総活躍プラン」の策定に向け、安倍首相が8日、パートタイムなどで働く人たちと意見交換した。
30代・パート女性「時給で働いているため、祝日や年末年始、連休が入ることで収入が減り、一般的な正社員と同じ週5日8時間労働であっても、待遇の差があり、収入の差は歴然」
40代・契約社員女性「いざ中に入ってみますと、仕事内容は大差がないと言いますか、結局、福利厚生などは社員が守られて、非正規が守られていないのが現状」
安倍首相「我々もなるべく非正規の方の待遇も改善していきたい、福利厚生においても改善していきたい」
意見交換会にはパートや契約社員として働く男女9人が参加した。出席者に対し安倍首相は「正規・非正規の壁をもう1度見直し、同一労働・同一賃金に踏み込んでいきたい。必要であれば法改正していきたい」と話した。
政府は「1億総活躍社会」の実現に向け、今年春に「ニッポン1億総活躍プラン」を策定する事にしている。