首相 夏の参院選「民主・共産党との戦い」
安倍首相が12日、自民党の会議であいさつし、今年夏の参議院選挙について「民主党・共産党との戦いになる」などと述べた。
安倍首相「我々は3年前のあの混乱した政治状況をつくってはならない。(今年から)18歳19歳の若い皆さんが一票を投じます。そういう皆さんの声も聞きながら若い皆さんの期待にも応えていきたい」
安倍首相は党の各都道府県連の代表者らを前に「夏の参院選では共産党が多くの選挙区で候補者をおろし、民主党と協力する」「民主党と共産党対自民党と公明党との対決になる」などと指摘。「今年は勝負の年だ」などと参院選に向けた意気込みを強調した。
また「世界経済が不透明さを増す中、5月の伊勢志摩サミットで明確なメッセージを出したい。世界経済の力強い成長に貢献していきたい」と語った。