自民党 小選挙区「0増6減」案を大筋了承
自民党は衆議院の選挙制度改革をめぐる会議を開き、小選挙区の議席配分を「0増6減」とする案を大筋で了承した。
会議では定数を小選挙区で6、比例代表で4削減し、一票の格差を2倍未満にするための小選挙区の議席配分は「0増6減」とする案が示され、大筋で了承された。
有識者調査会が答申した議席配分方式「アダムズ方式」による「7増13減」案は、定数が減る選挙区を少なくし、自民党議員への影響を抑えるため採用しない方針。
自民党は、今の国会での「0増6減」案の実現を目指し、まず公明党と一致したうえで、野党と協議したい考えだが、公明党や民主党は「アダムズ方式」を支持しており、見通しは立っていない。