首相 民主・共産党への対決姿勢を強調
安倍首相は自民党大会で夏の参議院選挙に向けて連携を進める民主党と共産党に「負けるわけにはいかない」と対決姿勢を強調した。
安倍首相「選挙のためだったら何でもする、誰とも組む、こんな無責任な勢力に私たちは負けるわけにはいかないんです。今年の戦いは政治に国民に責任を持つ自民党・公明党連立政権対こうした民主党、共産党、民共の勢力との戦いになります」
衆参ダブル選挙の可能性もささやかれる中、ある自民党幹部は安倍首相が来月の補欠選挙の結果などを見極めながら5月中に最終的な判断をするとの見方を示している。
国会はここまで与党ペースだが、待機児童の問題で不満を訴えたブログが話題を集めるなど風向きが変わる可能性をはらんでいる。
公明党の山口代表も「少しでもおごりやゆるみがあるとおきゅうを据えてやれとなる」と注意を呼びかけた。
失点を抑えつつ衆参ダブルの選択肢を残して会期末を迎えられるのか、安倍首相にとって正念場が続く。