×

「精神鑑定受けた方が」札幌自民市議がヤジ

2016年3月31日 19:23
「精神鑑定受けた方が」札幌自民市議がヤジ

 札幌市議会で共産党の市議会議員が自民党会派の市議から「精神鑑定を受けた方がいい」とのヤジを受けていたことがわかり、波紋が広がっている。

 29日、札幌市議会で共産党の小形香織市議が安保関連法の廃止を求める意見書について賛成討論をした際、議場内で「精神鑑定を受けた方がいいんじゃないのか」とのヤジが飛び出した。

 共産党の市議団は、発言したのは自民党会派の勝木勇人市議だと名指しした上で「安保法の廃止を求める市民を冒とくしている」として会派の会長宛てに抗議文を提出し、発言の撤回を求めている。

 名指しされた勝木市議は31日午後、共産党市議団を訪れ謝罪した。

 自民党会派・勝木勇人市議会議員「不適当な発言があったということでおわびにきました。一個人として一議員として誠意を示した方がいいと思いました」

 事実関係を確認する記者からの質問に対しては、「あなたに答える必要はない」とした。

 共産党市議団は、来月開かれる臨時市議会の中で勝木市議のヤジについて改めて追及するとしている。