民進党 公職選挙法改正案の概要まとめる
衆議院の選挙制度改革をめぐり民進党は4日、政治改革推進本部を開き、2010年の大規模国勢調査に基づき「アダムズ方式」を導入する、などとした公職選挙法改正案の概要をまとめた。
概要では一票の格差を是正するため衆議院議員の定数を10人削減し、2010年の大規模国勢調査の結果に基づき、いわゆる「アダムズ方式」によって各都道府県に議席数を配分するとしている。
一方、自民党は2020年の国勢調査に基づくアダムズ方式の導入を主張している。民進党としては、独自の案をまとめる事で自民党との主張の違いをアピールする狙いがある。
大島議長は今週7日までの決着を目指して与野党に協議を呼びかけているが、合意のメドは立っていない。