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選挙制度改革 折り合えず各党が法案提出へ

2016年4月6日 22:10
選挙制度改革 折り合えず各党が法案提出へ

 一票の格差是正に向けた衆議院の選挙制度改革を巡り、大島議長と与野党4党の代表者が協議した。しかし、新たな議席配分の方法、いわゆる「アダムズ方式」を導入する時期を巡って折り合いがつかず、各党がそれぞれ国会に法案を提出することになった。

 大島衆院議長との協議に出席したのは自民・公明・民進・おおさか維新の4党の代表者。この中で自民党は、いわゆる「アダムズ方式」を2020年の国勢調査に基づいて導入すべきと主張した。これに対して、野党の民進党は「改革は直ちに行うべき」として2010年の国勢調査に基づくよう求め、折り合いはつかなかった。

 このため、大島議長は来週にも各党がそれぞれ関連法案を国会に提出した上で国会審議に入ることを提案し、与野党4党が合意した。各党は速やかに採決を行うことでも一致した。