山尾氏政治資金問題 政府・与党側から批判
民進党の山尾政調会長が代表を務める政党支部のガソリン支出をめぐる問題について、政府・与党側からは山尾氏が6日に行った説明では不十分などと批判の声があがっている。
この問題は山尾氏が代表を務める政党支部が1年間で約230万円のガソリンを購入していたと収支報告書に記載されていたもので山尾氏は6日に元秘書が架空計上した疑いがあると説明した。
山尾氏「不自然な状態はこの秘書が在籍をしていた期間に限られています。私としてはこの秘書が本当にプリペイドカードを購入したかどうかについて、現時点で疑問を持っています」
この説明に対して政府・与党側からは批判の声があがっている。
菅官房長官「政治資金の収受・支出、ここについては国民の疑惑を招くことのないように、公明正大に行わなければならない」
また公明党の漆原中央幹事会会長も「裏付けとなる調査結果や証拠を出す必要がある」と述べて説明は不十分との考えを示した。