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G7外相会合開幕 南シナ海問題も討議へ

2016年4月10日 13:43
G7外相会合開幕 南シナ海問題も討議へ

 来月の伊勢志摩サミットを前に、10日から広島でG7外相会合が始まった。核軍縮に向けた「広島宣言」をまとめる他、日本は南シナ海問題も取り上げ、G7として懸念を表明したい考え。

 10日午前にはアメリカのケリー国務長官を始め、イギリス、フランスの外相が初めて、被爆地広島の地を踏んだ。ただ、ドイツのシュタインマイヤー外相は飛行機のトラブルで出発が遅れ、10日の予定をキャンセルしている。

 10日午後1時過ぎから始まった会合ではテロ対策や難民問題を話し合う他、日本は中国が強引な海洋進出を進める南シナ海問題も取り上げ、G7として懸念を表明したい考え。

 また、核軍縮に向けては「広島宣言」をまとめ、世界の指導者に被爆地を訪問するよう促す内容を盛り込む。11日は広島の平和記念公園を各国外相がそろって訪問し、原爆死没者慰霊碑に献花をする予定。