夏の参議院選挙の前哨戦となる衆議院北海道５区と京都３区の補欠選挙が１２日に告示された。このうち北海道５区ではこれまでに、新人の２人が立候補を届け出ている。

　立候補したのは届け出順に、自民党新人・和田義明さん（４４）、無所属新人・池田真紀さん（４３）の２人。

　和田義明さん「家内と娘とともに北海道にやって参りました。ここで私の身が朽ち果てるまで命をかけて働いてまいります。みなさま、どうか和田義明を勝たせてください］

　池田真紀さん「安心できる、誰ひとり置いてきぼりをつくらない社会を実現したいと思います」

　一方、京都３区の補欠選挙に立候補したのは、届け出順に日本のこころを大切にする党の新人・小野由紀子さん（３７）、無所属の新人・田淵正文さん（５７）、幸福実現党の新人・大八木光子さん（３１）、おおさか維新の会の新人・森夏枝さん（３４）、民進党の前職・泉健太さん（４１）、無所属の新人・郡昭浩さん（５５）の６人。

　今回の選挙は、自民党の前議員が女性問題で辞職したことに伴うもので、京都３区でこれまで議席を争ってきた自民党と共産党が候補者擁立を見送り、野党同士が争う異例の展開となるなど、夏の参議院選挙の前哨戦としても注目されている。

　投票は、今月２４日に行われ、即日開票される。