共産党 参院選1人区“かなりの取り下げ”
夏に行われる参議院選挙について、共産党の志位委員長が改選1議席の「1人区」で「かなりの立候補予定者を取り下げる」方針を表明した。
共産党・志位委員長「参議院1人区の予定候補者のかなりの方々は、立候補を取り下げることになると思います」
志位委員長は、会見で「安全保障関連法の廃止」や「集団的自衛権の行使を容認した閣議決定の撤回」を選挙公約とすることを条件に、参院選の「1人区」でかなりの立候補予定者を取り下げる方針を表明した。
共産党は、全国に32ある「1人区」のうち、29の選挙区に立候補予定者を抱えているが、今回の方針表明には、野党同士が競合し、安倍政権への批判票が分散してしまうことを避ける狙いがある。
23日には民主、共産、維新、生活、社民の野党5党の幹事長らが会談し、参院選での選挙協力について具体的な協議を開始する。今後、5党の間で候補者の一本化に向けた調整が本格化する。