熊本地震に対応 今年度補正予算が成立
熊本地震に対応するため、仮設住宅の建設費用などを盛り込んだ今年度補正予算が17日、成立した。
今年度補正予算は17日夕方の参議院本会議で採決され、全会一致で可決・成立した。総額は7780億円で、仮設住宅の建設や生活再建のための支援金の支給などに780億円を計上している。
一方で道路などのインフラのほか農業の復興などは、今後の余震で被害額が拡大する恐れがあるため、具体的な額を決めず、予備費の形で7000億円を盛り込んでいる。
安倍首相「(補正)予算が成立しました。まずはですね、1日でも早く安心して暮らせる住まいの確保に全力を尽くしていきたい」
安倍首相はまた、「被災地のみなさんが笑顔を取り戻す日まで、全力を尽くしていきたい」と強調した。