小池氏が都知事選立候補表明 分裂選挙か
今月31日に行われる東京都知事選挙をめぐり、自民党の小池百合子元防衛相は6日、自民党の推薦を得られなくても立候補することを表明した。
「このままでは推薦が得られませんので、不本意ながらパラシュートなしの立候補となります。しがらみのない都民の目線で戦えるということで、ある意味、吹っ切れたところもございます」-小池氏はまた、「分裂選挙と言われるが都議会自民党と都民が分裂している」と指摘、当選後は「都議会を冒頭で解散したい」と話した。
一方で、小池氏は「あくまでも私は自民党員だ」として自ら離党する考えはないことを強調した。
小池氏の立候補表明を受けて自民党の石原東京都連会長は不快感を示した。
石原都連会長「小池さんは自由人なんですね。そう思いました」
自民党は参議院選挙の投開票が行われる10日に東京選出の国会議員による会合を開き対応を協議する予定。
自民党都連は前岩手県知事・増田寛也氏の擁立を目指しており、分裂選挙となる可能性が高くなっている。