日本の人口5割が3大都市圏に集中 総務省
東京・名古屋・関西の3大都市圏に住む人口が、10年連続で日本の全人口の半分を超えたことが総務省の調査でわかった。
総務省が発表した、今年1月1日現在の住民基本台帳に基づく日本の人口は1億2806万6211人で、前年比で0.12%(16万272人)が減った。7年連続の減少だが、そのうち外国人住民は217万4469人で、前年比で5.4%(11万1562人)が増えている。
東京・名古屋・関西の3大都市圏の人口は、全体の51.6%にあたる6602万5920人で、10年連続で半数を超えた。
外国人を除いた人口が、生まれた人の数が亡くなる人の数を上回る「自然増」となった都道府県は、沖縄県・愛知県・滋賀県の他、5年ぶりに東京都が入った。
総務省住民制度課は「子どもを産む若い世代が東京都に住むようになった」と話している。