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民進・蓮舫代表代行「台湾籍が残っていた」

2016年9月13日 16:55
民進・蓮舫代表代行「台湾籍が残っていた」

 民進党代表選挙に立候補している蓮舫代表代行は13日、自身が台湾籍を持っていたことを明らかにするとともに混乱を招いたことを陳謝した。

 蓮舫氏の表明に党内からは表だった批判は出ていない。しかし代表選を優位に進めている中、水面下では危機感も広がっている。

 蓮舫氏「昨夕、(台湾の)代表処から連絡がありまして、私の籍が残っていたということを受けましたので、改めて報告をさせていただきます」

 蓮舫氏はこれまで17歳のときに「台湾籍を放棄した」と説明していた。蓮舫氏は事実関係が違っていた事について「記憶が不正確だった」などと説明し陳謝した。

 これを受け、蓮舫氏を支持するある党幹部は「ちゃんと説明したんだからもう大丈夫だ」と話している。また党内には「この問題を騒ぎ立てれば党にとってはマイナスだ」との計算も働き、表だった批判は見られない。

 その一方で「蓮舫氏が代表になるだろうが与党側の批判は間違いないため、どん底のスタートになる」などとの危機感も広がっていて、前原・玉木陣営は代表選での巻き返しに動いている。

 投票まであと2日だが、蓮舫氏優位と言われる情勢にどこまで影響を与えるのかが焦点。