内閣不信任案を提出 野党4党、激しく抵抗
国会では日本でカジノの合法化を目指す「カジノ解禁法案」をめぐる与野党の最後の攻防が続いている。法案の成立を目指す自民党に対し、民進党など野党4党は安倍内閣不信任案を提出するなど激しく抵抗している。
民進党など野党4党は、「深刻な問題が懸念されているカジノ解禁を十分な審議も尽くさず、推進しようとするのは常軌を逸している」などとして、内閣不信任案を提出した。
不信任案の提出によりカジノ解禁法案の採決は15日の未明以降にずれ込む見通しとなり、自民党は2度目の会期延長に踏み切った。現在、衆議院本会議では14日までの会期を3日間延長する手続きが行われている。
この会期延長の手続きが終わり次第、内閣不信任案が採決されるが、与党などの反対多数で否決される見通し。
その後、日付をまたいでカジノ解禁法案が採決される運びで、自民党などの賛成多数で15日未明にも可決、成立する見通し。