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教育無償化での憲法改正 安倍首相が前向き

2017年1月25日 16:05
教育無償化での憲法改正 安倍首相が前向き

 参議院の代表質問で25日、日本維新の会の片山共同代表が憲法を改正して幼児期から大学までの教育の無償化を盛り込むべきだと訴えたのに対して安倍首相は前向きな姿勢を示した。

 片山共同代表「フランスのように憲法に定めることが恒久的な教育無償化のためには望ましいと考えますが、総理のご所見をお伺いします」

 安倍首相「子供たちこそ、日本の未来であります。次なる70年を見据えるときに、教育が極めて重要であることは論をまちません。そして憲法は国の未来、理想の姿を語るものであります」

 安倍首相はこのように日本の未来のためには子供の教育が重要だとの認識を示した上で、「憲法は国の未来の姿を語るものだ」と強調した。さらに「新しい時代の姿を私たち自身の手で描いていく精神が日本の未来を切り拓(ひら)くことにつながる」と述べ、改めて憲法の改正に強い意欲を示した。