安倍首相 トランプ大統領の為替批判に反論
アメリカのトランプ大統領が日本を名指しして、為替政策を批判したことについて安倍首相は「批判には当たらない」と反論した。
これまでトランプ大統領と信頼関係を築く姿勢を強調してきた安倍首相だが、相次ぐ日本批判に1日は説明に追われた。
民進党・大串政調会長「日本の主権たる通貨の政策、あるいは金融政策にまで声を出している。これに対してどういうふうに安倍総理が2月10日に向けて言われるんだろうなと」
安倍首相「円安誘導という批判は、当たらないということは、今までも累次申し上げている通り」
さらに安倍首相は、今月10日の日米首脳会談の際に「反論すべき点があれば、反論していきたい」と述べた。
一方、安倍首相が10日に首都ワシントンで首脳会談を終えた後、トランプ大統領の別荘があるフロリダを訪問することを調整しており、その際にはトランプ大統領と一緒にゴルフをすることも検討していることがわかった。
ただ、トランプ氏がイラクなどからの入国停止問題などで批判を受ける中、自民党内からは「一緒にゴルフをすれば安倍首相への批判に跳ね返ることもあり得る」と懸念の声も上がっている。