南スーダンに派遣されている部隊の日報を「廃棄した」と説明しながら、実際には陸上自衛隊が保管していた問題。民進党の後藤議員は稲田防衛相の管理責任を追及した。

　民進党・後藤議員「この日報の一連のことについては、大臣に管理責任があったということでよろしいでしょうか」

　稲田防衛相「今、徹底的に事実を解明した上で、委員がご指摘のような防衛省・自衛隊に隠ぺい体質があるとすれば、それを徹底的に改革することがまた私の責任であると」

　また、稲田防衛相は陸上自衛隊のトップ、岡部陸上幕僚長が保管の事実について報告を受けていたことは否定していると明らかにしているが、民進党の寺田議員は陸上幕僚長本人に確認したのかただした。

　稲田防衛相は「防衛事務次官を通じて事実確認をした」と答えたが、寺田議員は「国民に本気で真実を伝えようとするなら大臣が直接、聞くべきだ」と批判した。