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岸田政調会長“一強”を批判「脱却が必要」

2019年1月4日 13:56
岸田政調会長“一強”を批判「脱却が必要」

自民党の岸田政調会長は今年初めて記者団の取材に応じ、安倍首相らによる「一強」と呼ばれる状況を批判し、「脱却が必要だ」と強調した。

岸田政調会長「やはり政治の安定、あるいは信頼回復という観点から、いわゆる一強状態からの脱却。こういったことを考えていかなければならない。政治の一強といわれる状況は、これは官邸(政府)の立場に立っても、また党の立場に立っても、決して好ましい状況だとは受けとめていないんだと思っています」

ポスト安倍を狙う岸田氏だが、「安倍一強」と呼ばれる状況への批判を念頭に、安倍首相の政治手法などをけん制したもので、「党の存在感を示し、状況を改善していく」と強調した。