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【全文】"死刑発言"の葉梨法相、岸田首相は続投の意向…松野官房長官(11/10午前)

2022年11月10日 14:48
【全文】"死刑発言"の葉梨法相、岸田首相は続投の意向…松野官房長官(11/10午前)

松野官房長官は10日午前の会見で「法務大臣は死刑のはんこを押した時だけニュースになる地味な役職だ」などと発言した葉梨法相について、岸田首相が続投させる意向を示したことを明らかにしました。

<会見トピックス>
▽岸田首相のアジア歴訪
▽葉梨法相の発言
▽日本人義勇兵死亡情報
会見の概要は以下の通りです。

○松野官房長官
岸田総理は諸般の事情が許せば、11日から19日までASEAN関連首脳会議、G20バリサミット、APEC首脳会議に出席するためカンボジア、インドネシアおよびタイを訪問予定です。カンボジアではASEAN関連首脳会議に出席し、来年2023年に友好協力50周年を迎える日ASEAN関係の更なる強化を確認するとともに、ロシアによるウクライナ侵略、北朝鮮による前例のない頻度と対応での弾道ミサイル発射を含め、地域国際社会の喫緊の課題等に関する議論を深め、関係国と連携強化を確認します。インドネシアではG20バリサミットに出席し、ロシアのウクライナ侵略による影響を受けている食料・エネルギー安全保障や国際保険といった重要課題について、日本の立場と取り組みを積極的に発信するとともに、G20各国首脳と議論します。タイではAPEC首脳会議に出席し、コロナ後のアジア太平洋地域の経済回復に向けたコミットメントを示し、自由で開かれた公正な貿易体制の維持強化に向けAPEC各国首脳と議論します。また、ロシアによるウクライナ侵略が世界のエネルギー、食料需給の逼迫や市場の不安定性を引き起こすなど、世界経済およびアジア太平洋地域の発展に甚大な影響を及ぼしているとの認識を共有します。
また、この機会に米国、ラオス、ベトナム、カンボジア、ブルネイなどと首脳会談を行うほか、日米韓首脳会合も行う予定です。その他、詳細については外務省にお尋ねをいただきたいと思います。私からは以上です。

――葉梨法務大臣の件で伺います。葉梨法務大臣が昨日、「法務大臣は朝、死刑のハンコを押す昼のニュースのトップになるのはそういうときだけという地味な役職だと」発言しました。長官は厳重注意したとのことですが、葉梨大臣は「報道は発言を切り取られたものであり、全体の真意が違う」ということで、発言を撤回しないと記者団に表明しました。大臣は先ほどの参院法務委員会で「発言を撤回する」と述べられましたが、この間、総理や長官から発言を撤回するよう指示をされたのでしょうか。また、政府として葉梨大臣は今後も役職を続けることが適切と考えるかもあわせてお伺いします。

○松野官房長官
本日朝、私から葉梨大臣に対して発言には十分に注意するよう厳しく注意を行い、本人からも昨日の発言について、真摯に反省し、陳謝する旨の説明がありました。改めて、閣僚の職責の重さを自覚し、法務大臣として高い緊張感を持って職務に当たっていただきたいと考えています。

――葉梨大臣との面会内容について、長官から総理に報告はされたのか。総理から葉梨大臣の処遇などについてどういう発言がありましたか。

○松野官房長官
総理に対しては、葉梨大臣とのやり取りを直ちに報告をしました。改めてその職責の重さを自覚し、大臣として説明責任を徹底的に果たしつつ、職務にあたっていただきたいと総理のほうからの話でございます。

――葉梨大臣の発言全体を見ると、死刑の部分以外にも「旧統一教会問題に抱きつかれてしまいました」とか「外務省と法務省は票とお金に縁がない。外務副大臣になっても全然お金が儲からない。法務大臣になってもお金は集まらない」などと他にも失言と見られる発言があります。厳重注意で済ますということですが、法務大臣の職務を続けることは妥当と思いますでしょうか。進退を考える必要はないということで宜しいのでしょうか。

○松野官房長官
先ほど申し上げた通りであります。

――ウクライナでの日本人義勇兵について伺います。ウクライナ軍の義勇兵としてウクライナ戦線で日本人義勇兵が死亡したという情報がネット上のSNSなどで拡散されています。政府として把握している情報があれば教えてください。

○松野官房長官
ご指摘のような情報があることは承知をしております。現在、在ウクライナ大使館が事実関係の確認を行っているところであります。

――以前、ウクライナでの義勇兵募集に日本人70人が志願したとのことだが、その後、何人がウクライナに入り、戦闘に参加しているのか。またこれに対し、政府として何か対応しているのか伺います。

○松野官房長官
お尋ねの人数については、事柄の性質上、お答えを差し控えさせていただきたいと思いますが、いずれにせよ、政府としてはウクライナ全土に退避勧告を出しており、どのような目的であれ、同国への渡航は止めていただきたいと考えます。また、すでに滞在されている方は安全を確保した上で、直ち退避していただきたいと考えております。

――法務大臣に戻る。厳重注意されたと思うが、どの部分について注意をしたのか。どの部分が問題だったというような認識なんでしょうか。

○松野官房長官
大臣のご発言の上、ご指摘をされている部分に関してですね、誤解を招かないよう、発言には注意をすべきということを申し伝えました。

――冒頭の関連。日米首脳会談と日米韓首脳会談を行うということでしたけれども、日付や場所については決まっているのでしょうか。

○松野官房長官
詳細につきましては、外務省にお尋ねいただきたいと思います。