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“官僚が国会議員に諮ることなく、防衛政策を決めようとしている” 自民・小野寺安保調査会長が“苦言”

2022年11月9日 18:35
“官僚が国会議員に諮ることなく、防衛政策を決めようとしている” 自民・小野寺安保調査会長が“苦言”

年末の国家安全保障戦略などの改定に向けた与党協議のワーキングチームで、自民党の小野寺安保調査会長は、官僚が国会議員に諮ることなく、防衛政策を決めようとしていると苦言を呈しました。

自民・小野寺安保調査会長「まさか私たちが議論していることの裏で、政府がコソコソと何かやっているようなことが決してあってはならないと思います。国民の安全安心にかかわる議論については、選挙で選ばれた我々、国会議員の議論なしに、大枠をはめられていくということは、あってはならないと思います」

これは、政府内での政策の検討状況が国会議員に報告される前に報道されたことを受けての発言です。

小野寺氏はまた、防衛装備品などについても、「情報が小出しで出ている」と指摘した上で、「安全保障の根幹にかかわる問題だ」と述べ、「政府に猛省を促したい」と批判しました。