立憲民主党 細田議長の不信任案9日にも提出 野党3党に理解求める
来週15日に国会の会期末が迫る中、立憲民主党は9日にも細田衆議院議長への不信任決議案を提出する方針で、各党の国対委員長と会談し、理解を求めました。
立憲民主党は細田議長について、セクハラ発言を繰り返していると週刊文春に報じられた他、過去に問題発言を繰り返している、として9日にも、不信任案を提出する方針です。
馬淵国対委員長は、野党3党の国対委員長と会談してこうした意向を伝え、理解を求めました。
会談後、共産党の穀田委員長は、議長としての「資質・資格に欠ける」と不信任案の提出に理解を示した一方、国民民主党の古川委員長は「個人的な考え」とした上で、「不信任にはあたらない」との考えを示しました。
また、日本維新の会の遠藤委員長は、8日に党内協議の上、結論を得ると慎重な姿勢をみせており、野党の対応は分かれそうです。
一方、自民党の茂木幹事長は、立憲民主党の動きについて「まったく不信任にはあたらないと思っている」「他の野党も同調するのは難しいのでは」と述べました。