与野党対立 衆院本会議1時間半遅れで開始
7日から国会で論戦が始まったが、さっそく与野党が対立し、衆議院本会議は約1時間半、開始が遅れる事態になった。
野党側は自民党出身の大島議長が5日、国民投票法改正案について「臨時国会で合意を見つけてほしい」と発言したことに、公正中立性を欠くとして猛反発した。
立憲民主党・安住国対委員長「議長が国会のスタートのときに特別な法案をあげて成立の可否について言及するのは聞いたことないですね。そんな軽い議長は今までいなかった」
野党側は大島議長の謝罪がなければ本会議は開けないと反発したが、議長が与野党に対し、発言の真意を直接説明したことを受けて、本会議は約1時間半遅れでスタートした。
代表質問に立った立憲民主党の枝野代表は、千葉県で停電が長期化した台風15号災害への対応に遅れがあったことを指摘し、第三者による客観的な検証が必要ではないかと安倍首相の見解をただした。
これに対し、安倍首相は「迅速・適切に対応した。今後、検証チームで徹底的に検証する」と強調した。