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「桜を見る会」中止“招待基準”明確化必要

2019年11月13日 21:58
「桜を見る会」中止“招待基準”明確化必要

毎年、首相が主催している「桜を見る会」について、菅官房長官は今後、招待基準をより明確化する必要がある、などとして来年度の開催を中止すると発表した。

菅官房長官「全般的な見直しを幅広く意見を聞きながら行うこととし、ついては来年度の桜を見る会は中止とすることにした」

中止の理由について菅長官は、「招待基準の明確化や招待プロセスの透明化を検討し予算などの見直しを行う」ためと説明した。

また、内閣官房が招待者をとりまとめる際、首相や官房長官、与党議員らに推薦を依頼していたと明らかにした。

政府は「桜を見る会」の見直しをした上で、再来年度については開催したい考え。

こうした中、安倍首相は13日夜、記者団に対し「来年の桜を見る会は中止する」と述べた。安倍首相の地元後援会関係者らが多く出席していたことについて、野党側は「安倍首相が私物化している」などと批判しているが、特に説明などはなかった。

立憲民主党・安住国対委員長「来年度はやめましたといったって、今年やったこと、これまでやってきた安倍内閣のやり方は消しゴムで消せるものではない、むしろ非を認めたということなので徹底的にやらせていただく」

立憲民主党の安住国対委員長は「安倍首相が自ら国会で疑問に答えない限りこの問題は続く」と述べ、予算委員会の集中審議を求めていく考えを示した。