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開催中止も… 野党“幕引きとはいかない”

2019年11月14日 15:20
開催中止も… 野党“幕引きとはいかない”

13日に来年度の開催中止が発表された首相主催の「桜を見る会」をめぐり、野党側は「これで幕引きとはいかない」と追及を強めている。

共産党の田村議員は、安倍首相ら官邸幹部からの招待者の推薦について、政府が功績や功労をきちんと確認していたのかただした。

共産党・田村議員「総理推薦として上がってきた名簿について、何らかのチェックを行ってきましたか」

内閣府・大塚官房長「重複がないかどうかと、そういったチェックはしております」

共産党・田村議員「功労功績のチェックなんか、何もしてないっていうことですよ。安倍事務所に対して(人数の)上限、目安、こういうものを示していましたか」

内閣府・大塚官房長「特に何人みたいな枠についてお示しするようなことはございません」

共産党・田村議員「(首相らとの)個人的なつながりで、どういう功労功績があるかもわからないような、そういう方々がどんどん増えていたら、この桜を見る会の趣旨が全く変わっちゃうってことじゃないですか」

また、田村議員は、安倍首相の後援会はバスで会場に入り、「手荷物検査もなかったという証言も複数得ている」と指摘した上で、セキュリティーチェックが適切に行われていたのかただした。

これに対し内閣府は「手荷物検査をどうやるかはセキュリティーに関する問題で、答えるものを持ち合わせていない」と答弁した。

一方、菅官房長官は会見で、「桜を見る会」を廃止するかについて問われ、各国の大使らも招待していることを理由に「廃止は考えていない。まずはしっかりと見直しを進めていきたい」と述べた。