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安倍事務所名で案内「桜を見る会」野党追及

2019年11月13日 12:23
安倍事務所名で案内「桜を見る会」野党追及

安倍首相が主催する「桜を見る会」をめぐり、安倍事務所名で後援者に案内が届いていたことが明らかになり、野党側は追及を強めている。

国会で野党側は、政府が行うはずの招待客の取りまとめに安倍首相の事務所が関与していたのかどうか、事実関係をただした。

「桜を見る会」の出席者の選出について安倍首相は、自らは関与していないと答弁していた。しかし、12日までに安倍首相の事務所名で地元の後援会関係者に参加申込書が届いていたことが明らかになっていた。

立国社(会派)・小川淳也議員「政府として取りまとめを行うにあたって、安倍晋三事務所から誰々に何名も含めて連絡をしてくださいという事務的な連絡はありましたね?」

内閣府・大塚官房長「各省庁等からの意見を踏まえて幅広くご招待をしているものでございます。そういうの、事務所の分類については、ちょっと私どもは、私は承知をしてございません」

立国社(会派)・小川淳也議員「各省庁等の中に安倍先生の事務所は入りますか?」

内閣府・大塚官房長「各省庁等からとしておりますが、ただまたそれぞれ各省庁は各省庁それぞれで、またいろんな各方面から様々な推薦を頂くような形になっているものと推測されます」

また、小川議員が申込書類の記述をもとに同伴者を制限なく呼べる仕組みではないかとただしたのに対し、大塚官房長は「配偶者や同伴者についても一定の範囲で認めている」と説明した。

実際に案内状では家族以外に知人や友人の参加も認めていて、野党側は税金で行われる「桜を見る会」の私物化だと事態を重く見ている。「総理が自分は関与していないと言っていたのはウソだ」として、安倍首相が出席する予算委員会の開催を求めている。