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「桜を見る会」シュレッダー使用記録を提出

2019年11月28日 17:41
「桜を見る会」シュレッダー使用記録を提出

首相主催の「桜を見る会」をめぐり政府は国会に招待者名簿を廃棄したシュレッダーの使用記録を提出した。

名簿は野党側が資料請求した日に廃棄され、政府はシュレッダーの予約が立て込み偶然その日になったと説明していた。しかし、野党は納得できないと反発していた。

28日、政府が提出した一覧表には実際にシュレッダーが使われた日付や使用者、使用時間などの欄があり、名簿が廃棄された5月9日は人事課の職員がおよそ1時間半かけてシュレッダーを使用していたことが分かる。

ただ先日、野党議員がシュレッダーを視察した際には30秒あまりで処理出来ていた。また追及本部では、野党側から「午前がまるまる空いている日がある」などの指摘が相次いだ。

立憲民主党・福山幹事長「反社会的勢力やジャパンライフ会長が出席したことについては、桜を見る会の趣旨にてらし到底看過できるものではない」

一方、野党側は、マルチ商法で行政指導を受けた「ジャパンライフ」の当時の会長が招待されていた問題についても追及を強めている。野党側は、誰の推薦枠なのか政府が明らかにしない限りは国会審議に応じない構え。