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「桜を見る会」説明“食い違い”と野党追及

2019年11月15日 11:52
「桜を見る会」説明“食い違い”と野党追及

来年度の開催が中止となった首相主催の「桜を見る会」をめぐり、野党側は、閣僚の答弁と政府の説明に食い違いがあるのではないかと追及した。

立憲民主党の初鹿議員は萩生田文部科学相が13日に国会で、招待客を「推薦する仕組みはない」と答弁したことについて、虚偽だったとのではないか、と追及した。

立憲民主党・初鹿議員「推薦する仕組みはございません、なんていう答弁をしているわけですが、これは明らかに私は虚偽ではないかと思います。ちゃんと虚偽でしたと謝罪をしていただけないでしょうか」

萩生田文科相「内閣官房及び内閣府が行っている取りまとめ作業に、私自身は関与しておりませんので、その作業過程の中で、官邸幹部や与党が推薦できる仕組みがあるとは思っておりませんでした。決して偽って虚偽の答弁をしたわけではございません」

「桜を見る会」をめぐっては、内閣官房が招待者を取りまとめる際、首相や官房長官、与党議員らに推薦を依頼していたことが明らかになっている。

萩生田文科相は、地元の功労者など、「会への参加にふさわしいと思われる方」を自身の事務所から内閣官房に伝えていたことは「認識していた」と述べた。ただ、それが「内閣官房からの推薦依頼という仕組みのもとで行われていたとは知らなかった」と説明した。