安倍元首相銃撃から1年 昭恵夫人「朝から涙が止まらない…主人の死に意味を」追悼集会で胸のうち明かす
安倍元首相が選挙の応援演説中に銃撃され亡くなってから1年となりました。一周忌の法要が行われた会場から中継です。
会場となった東京・増上寺には献花台が設けられ、多くの人が花を手向けましたが、1時間ほど前に受け付けが終了しました。間に合わず、門の外から手を合わせる人の姿もありました。
一般献花は午前中から多くの人が集まったため開始時間が前倒しされ、献花台の前で涙ぐむ人の姿も見られました。法要には昭恵夫人や岸田首相らが出席し、安倍元首相の遺影の前で手を合わせました。
その後、追悼集会が行われ、昭恵夫人が苦しい胸のうちを明かしました。
安倍昭恵夫人
「去年の今日の事を思い出すと、本当に朝から涙が止まらない。いろいろな感情はありますけれども、主人が戻ってくるわけではないので、私はなんとか主人の死に意味を持たせたいといろいろ考えているところです」
岸田首相
「『岸田さん、総理大臣になったんだから、あなたが信じる道をまっすぐに進めばいいんだよ』私は1人悩む時に、この安倍総理の言葉を思い出します」
このあと午後6時からは安倍派の議員が集まり、都内で「しのぶ会」が行われます。