岸田首相 今月13日に会見で調整 “少子化対策”具体策説明…狙いは
岸田首相が今月13日に、「異次元の少子化対策」のとりまとめに合わせ記者会見を調整しています。中継です。
岸田首相が国会の会期末までに衆議院の解散に踏み切るのでは、との見方が出る中、ある自民党幹部は、「少子化対策の成果をアピールしたいのだろう」との見方を示しています。
岸田首相は、「異次元の少子化対策」の具体策を盛りこんだ「こども未来戦略方針」を今月13日にとりまとめる予定で、これに合わせ記者会見を調整しています。
柱となる児童手当の所得制限の撤廃や、支給対象を高校生にまで広げることに加え、財源についても説明し理解を得たい考えです。
岸田首相は、21日となる国会の会期末に合わせて記者会見を行うことも調整しています。
立憲民主党・安住国対委員長「戦ってるでしょ、我々、安易な妥協はしないから」
一方、国会では参議院本会議で、入管法改正案を巡って斎藤法相に対して出されていた問責決議案は否決されました。
与党側はLGBT・性的マイノリティーの人たちへの理解を促進する法案についても今週、衆議院の内閣委員会で採決を行うことで野党側と合意しました。今の国会で成立する見通しです。
攻防の焦点は、防衛力の抜本的強化の裏付けとなる財源を確保するための法案です。野党側は鈴木財務相に対する問責決議案の提出など徹底抗戦する構えで、与野党の攻防は激しさを増しています。