尖閣周辺の中国船航行 111日で途切れる
沖縄県の尖閣諸島周辺の日本の接続水域を3日は中国公船が航行せず、連続日数が111日で途切れました。
中国公船は、4月14日に尖閣諸島沖の日本の接続水域に入ってから、船が入れ替わりながら尖閣諸島周辺で航行を続けてきました。
2日午前に4隻の公船が接続水域を出た後、3日は確認されず、連続日数は111日で途切れました。これは2012年の尖閣諸島の国有化以降、最長の連続日数です。
台風が近づいていることなどが影響したとみられますが、今月16日には中国側が設定する禁漁期間が終わるため、漁船や公船が再び尖閣周辺に近づく可能性があります。
菅官房長官は、「引き続き関連の動向を注視し、関係省庁が緊密に連携をして、情勢に応じて対応に万全を期していきたい」としています。