ロシアで拘束の日本領事、解放される 林外相「違法な活動を行ったという事実は全くない」
スパイ容疑でロシア当局に拘束されていたロシア極東ウラジオストクの日本総領事館の領事について、林外相は領事が解放されたと明らかにしました。
林外相「当該館員が、ロシア側が主張するような違法な活動を行ったという事実は全くありません。現在は拘束されていないと承知をしています」
林外相はまた、領事が目隠しをされ身動きがとれない状態で連行され、威圧的な取り調べを受けたことは「国際条約違反で決して受け入れられない」と述べました。
また、森外務次官がロシアのガルージン駐日大使を呼び出し厳重に抗議したことを明らかにしました。
松野官房長官は、領事が28日までにロシアを出国する予定であることを明らかにしました。