岸田政調会長“次に向け”憲法改正など構想
自民党の岸田政調会長がBS日テレの番組に出演し、自らが総理大臣になった際には憲法改正に取り組む考えを示しました。
自民党・岸田政調会長「もし総理になったならば憲法の課題にもしっかりと取り組む。これはいつも考えなければいけない。いつも挑戦しなければいけない」
ポスト安倍の有力候補として名前のあがる岸田氏ですが、憲法改正については、これまで慎重な姿勢を示してきました。今回の発言は、次の自民党総裁選挙をにらみ、憲法改正に積極的な安倍総理の支持者にもアピールする狙いがあるとみられます。
また、岸田氏は「新型コロナウイルスの感染拡大で世界的に格差の問題が深刻になっている」と指摘し、自身が総理になった際には「分断から協調へ」をテーマに利益を追求するだけではなく、環境問題や、社会貢献にも取り組む、「新しい資本主義」を構築したい、との考えを示しました。