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ロシア“憲法改正の是非”8割賛成し承認

2020年7月2日 19:47

1日に投票が行われたロシアの憲法改正の是非を問う全国投票は、およそ8割が賛成し承認されました。これでプーチン大統領が2036年まで続投することが可能になります。

2日、ロシア中央選挙管理委員会が発表した開票結果によりますと、憲法改正案に賛成が77.92%。反対が21.17%となり、賛成が過半数を占め改憲案は承認されました。投票率は65%となっています。

今回の改正で、プーチン大統領は83歳になる2036年まで続投が可能になり、これまでに次期大統領選の出馬を明らかにしていませんが、今回の高い支持率を背景に体制の引き締めを行っていくとみられます。

また、領土割譲の禁止も盛り込まれ、国境線の画定交渉は含まれていませんが今後、北方領土交渉がより厳しくなるのは確実です。