Jアラート「訂正」 落下予測は“ミサイル分離物”の可能性 防衛省
政府が、北朝鮮の弾道ミサイルが日本に落下するおそれがあるとJアラート(=全国瞬時警報システム)で避難を呼びかけたものの「訂正」した件で、防衛省は、落下すると予測したのは、ミサイルから分離したものだった可能性があると発表しました。
今月13日、北朝鮮がICBM(=大陸間弾道ミサイル)級のミサイルを発射したのを受け、政府は「北海道周辺に落下するとみられる」とJアラートで避難を呼びかけましたが、その後、訂正しました。
防衛省は21日、その後の分析の結果、日本に落下すると予測したのは、ミサイルが飛んでいる最中に分離したものだった可能性があると発表しました。
防衛省は、今回のミサイルは新型の「3段式」の弾道ミサイルであると発表していて、飛んでいる最中に分離したブースターなどを探知した可能性があります。
なぜ、分離したものを日本に落下すると予測したかはわかっておらず、防衛省は、引き続き分析することにしています。