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日印両政府、物品役務相互提供協定に署名

2020年9月10日 21:08

日本とインドの両政府は、自衛隊とインド軍の間で物資などを提供しあう協定に署名しました。

日本政府は10日、「日・インド物品役務相互提供協定(=ACSA)」に署名したことを発表しました。この協定は、自衛隊とインド軍が食料や弾薬などの物資を相互に融通することを可能とするものです。両国の安全保障分野での連携が強化されることにより、南シナ海などで海洋進出を強める中国をけん制する狙いがあるとみられます。

日本は、すでにアメリカやイギリスなどとACSAを締結しており、インドは6か国目となります。

安倍首相はインドのモディ首相と電話会談し、協定が署名に至ったことを歓迎しました。また、両首脳は、引き続き安全保障や経済の分野で緊密に連携することを確認したということです。