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安倍元首相“国葬”午後2時から、国内外4300人が参列 立憲・共産など欠席の方針

2022年9月27日 11:45
安倍元首相“国葬”午後2時から、国内外4300人が参列 立憲・共産など欠席の方針

安倍元総理大臣の国葬が27日午後2時から東京・千代田区の日本武道館で行われます。

国葬の開始までおよそ2時間半となる中、武道館の日の丸は半旗になっています。会場の周辺には多くの警察官が配備され、厳戒態勢が取られています。

国葬には国会議員など国内の参列者に加え、アメリカのハリス副大統領やインドのモディ首相ら海外からも含め、およそ4300人が参列する見通しです。

また、秋篠宮ご夫妻をはじめ皇族方も参列されます。

「追悼の辞」は、岸田総理大臣ら三権の長が行い、友人代表として菅前総理が弔辞を述べる予定です。総理周辺は「海外の要人たちは安倍元総理について、功績を残した素晴らしい人だと言ってくれている。やはり国葬で弔わなければいけない」と話しています。

一方で、立憲民主党の泉代表は27日午前、改めて国葬に反対する考えを示しました。

立憲民主党・泉代表「今回の国葬、根拠や基準が乏しいということ。そして国会の関与もなく決定をしたということについて、大変な問題である」

国葬には野党第一党・立憲民主党の執行部が欠席するほか、共産、れいわ、社民も欠席する方針です。

戦後、総理大臣経験者を対象とした「国葬」が行われるのは1967年の吉田茂元総理以来55年ぶりとなりますが、世論が割れる中での国葬の実施となります。