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米大統領選“大接戦”に…日本政府は?

2020年11月5日 0:14

アメリカの大統領選挙は大接戦のまま、開票が進んでいます。日本政府の反応をお伝えします。

Q.当初の見立てと違ったところもあるようですが…。

菅総理周辺も「総理官邸内は予想外という雰囲気だ」と話していて、どちらが勝ってもいいように両にらみで準備を進めています。

日本政府は、どちらかの候補が正式な敗北宣言をして結果が確定しない限り、お祝いのメッセージを伝えたり、菅総理との電話会談を行わない方針です。

官邸関係者によりますと、どちらが勝利してもすぐに対応できるように、すでにシナリオが作成されていて、現在は、菅総理がツイッターでコメントする場合に「おめでとう」という文言を入れるのかなど細かい準備を進めているということです。

Q.4年前は安倍元首相がいの一番にトランプ大統領に会いに行ってましたが…今回、菅総理もすぐ行くんでしょうか?

トランプ氏が再選された場合、アメリカでG7サミットを年内に開催する可能性があります。

官邸関係者は「トランプ氏に呼ばれたら行くしかない」と話していて、菅総理が年内に訪米して首脳会談が行われる可能性があります。

一方、バイデン氏が勝った場合、首脳会談は来年1月20日の大統領就任式以降になる見通しです。

官邸関係者は「トランプ氏が大統領の間にバイデン氏と会談したら、トランプ氏に何をされるか分からない」と話していて、来年1月20日以降に菅総理の訪米を探ることになります。