「イージス・システム搭載艦」2隻建造へ
岸防衛相が地上配備型ミサイル迎撃システム「イージス・アショア」の代替策として新型の「イージス・システム搭載艦」2隻を新しく造る方針を明らかにしました。
岸防衛相「海上自衛隊が保持するイージス・システム搭載艦を、2隻整備する方向で防衛省において、さらに検討を進めることとしたい」
搭載艦は、イージス・アショア用に契約したレーダーやミサイル発射装置を載せた護衛艦型の船です。弾道ミサイル防衛を基本的任務としますが、その他の機能をどの程度搭載するかは検討中で、通常のイージス艦とは別のタイプの船となります。
また、岸防衛相は国産で開発中の地対艦ミサイルを改良し、遠くからでも敵を攻撃できる「スタンド・オフ・ミサイル」を今後5年間かけて開発する方針も明らかにしました。