「桜を見る会」の問題をめぐり、安倍前首相は野党が求めている国会招致に応じる考えを示しました。

安倍前首相は記者団に対し、「現在、検察で捜査中だが、結果が出次第、誠意をもって答えたい。当然、国会に対しても誠実に対応していきたい」と述べ、国会招致に応じる意向を示しました。

自民党は、捜査の進展を踏まえ、年内にも招致に応じる方向で調整に入っています。

立憲民主党・安住国対委員長「偽証罪を問えるぐらいの厳しい対応をこちらとしてはしたいというふうには思っています。ですから予算委員会での招致というのを強く求めてきたということでございます」

一方、立憲民主党の安住国対委員長は「年内の招致は当然のことだ」として安倍前首相が予算委員会に出席し説明すべきとの考えを示しました。さらに、事実と異なる発言をすれば偽証罪に問われる「証人喚問」も含めた対応が必要だとしています。