“宣言”菅総理の国会報告を与党側が拒否
緊急事態宣言をめぐる国会での報告について、与野党の国会対策委員長が会談し、野党側は、菅総理大臣が行うべきと伝えたのに対し、与党側は拒否しました。
立憲民主党・安住国対委員長「国民の皆さんからみたら、政府の対応について、後手後手にまわっているという批判はあると思うんですね。ですから総理はきちっと来て、この発出に至った経緯を説明してほしいと思っています」
立憲民主党の安住国対委員長が、菅総理の出席を求めたのに対して、自民党の森山国対委員長は、西村大臣が対応するとして拒否しました。
去年、初めて緊急事態宣言を出した際は、当時の安倍総理が、国会で報告を行いました。安住氏はまた、緊急事態宣言の期間について、政府が、1か月程度としている一方で、政府の分科会の尾身会長が、1月中に宣言を解除することは難しいと述べている点について、「期間の根拠を質したい」と述べました。