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日印首脳“力による現状変更許してはならない”

2022年3月20日 0:49
日印首脳“力による現状変更許してはならない”

岸田総理大臣は、訪問先のインドでモディ首相と会談し、ウクライナ情勢をめぐり、力による一方的な現状変更はいかなる地域でも許してはならないとの認識で一致しました。

会談で、岸田総理は、ロシアのウクライナ侵攻について「国際秩序の根幹を揺るがす深刻な事態であり、毅然(きぜん)と対応することが必要だ」と訴えました。そのうえで両首脳は、力による一方的な現状変更はいかなる地域でも許してはならないとの認識で一致しました。

岸田総理「モディ首相との間で、力による一方的な現状変更は、いかなる地域においても許してはならないこと、こうした状況だからこそ、自由で開かれたインド太平洋の実現にむけ、取り組みを一層推進していくことが重要であること、こうしたことを確認した」

また、両首脳は、中国を名指しこそしなかったものの、「東シナ海や南シナ海における力による一方的な現状変更の試みや、経済的な威圧にも強く反対していくこと」で一致しました。

一方、岸田総理は、今年の前半にも東京で開く予定の、日本、アメリカ、オーストラリア、インドの枠組み『クアッド』の首脳会談への協力を要請し、モディ首相も応じたものとみられます。