新型コロナウイルス対策をめぐり、岸田首相が政府分科会の尾身会長と会談し、若者のワクチン接種をいっそう進めていくことで一致しました。

会談で、岸田首相は尾身会長に対し、感染者が増えている20代など、若者のワクチン接種を促進するためにどうすべきか、意見を求めました。

政府分科会・尾身会長「若い人たちも後遺症なんかがありますよ。ワクチンを打つとご自分の健康を守るということになります。友人家族というものを結果的には守るということになるので、そういうことをメッセージを出したらいいのではないか」

尾身会長は、また、感染者が少しずつ増加していることから「今は警戒心を持って基本的な感染対策をする必要がある時期だ」と説明したということです。